Translator's BLOG

映像翻訳者の会 Wakkaのプレオープンが目前に迫り、運営チーム一同ワクワクドキドキしています。去年のスケジュール帳を見直したら、最初に話が出たのが9月。それから半年かけて準備を進めてきました。今はただ、無事にサイトがオープンすることを祈るばかりです!

もう本当に紆余曲折ありました。私は思いついたらノリと勢いで突き進むタイプですが(だからこそ実名でサイト作ったり、憧れの先輩にインタビューを申し込んだりできるんだけど)、Wakkaは仲間がいなかったら途中で投げ出していたと思います。だってやることが多いんだもん…(コラ!)

「映像翻訳者がつながれて、ホッとできる場を作る」というフワッとしたイメージを、会員制サイトという具体的な形にするまで、メンバーで散々やり取りをしました。

思いつきでアイデアを投げる私、アイデアを形にするために必要なことを明確にして、サイトまで作ってしまう万能すーさん、突っ走りがちなすーさんと私を冷静に制して客観的な意見をくれるラスボスちーさん、全体を見て気づいたことを率先して行い、足りないことを補いつつ楽しみも生んでくれる熱血あゆさん(カウントダウンもあゆさんのアイデア♡)、そして規約を作る上でなくてはならない存在の助っ人ようさん。もうね、誰がいなくても実現しませんでした。特にサイト作成では最強コンビすーさん&あゆさんのパワーと実力が炸裂!!! ついていくのが、やっとでした!

そんなこんなで、ようやく形になったWakkaです。ほかにも協力していただいたり、応援していただいた方々が大勢いて、その話もしたいのですが、それはまた別の機会に。

今回お伝えしたいのは、1人じゃできないことって、たくさんあるということ。というか、何1つできない。フリーランスを長くやっていると1人で頑張ってきた感がありますが、そんなことないんですよね。どの仕事も多かれ少なかれ誰かの助けがあったからできたこと。そんな当たり前のことを改めて実感できたことも、Wakka立ち上げのおかげです。

Wakkaができることは限られているけれど、一人でも多くの映像翻訳者が「ひとりじゃない」と感じられる場になれば本望です。

映像翻訳者の会 Wakkaを、どうぞよろしくお願いいたします!

★プレオープン期間(3月20~31日)は登録なしでサイトをご覧いただけます。この機会にぜひのぞいてみてください。プレオープンは3月20日午前7時です!

映像翻訳者の会 Wakka

松竹ブロードウェイシネマシリーズ『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at EMERSONS’S BAR & GRILL』が、いよいよ来月(3月10日)公開です!

それに合わせて、東京の代々木駅にある商業施設・代々木ブロードウェイとコラボレーションが実現! カフェ「ブロードウェイダイナー」の店内モニターで予告編が流され、3月12日にはジャズシンガー岡部真由美さんによるジャズイベントが開催されるそうです。すごい! 併設のギャラリー「GALLERY10[TOH]」では映画のパネル展もあるとか。代々木ブロードウェイは2022年にできたばかりで、私も知らなかったので、ぜひ期間中に行こうと思います♪

松竹さんは同シリーズのHPを作り、ブログで作品の情報をマメに流してくれるんです。ブログを読んでいると映画を観たくなるし、作品愛が伝わってきてうれしい! 何よりも、東銀座の東劇にドーンと看板を掲げてくれるのが最高! もちろん写真を撮りに行って、チラシもたくさんいただいてきました。(警備員のおじちゃんに怪しい目で見られたけれど・・・。)

たまに行くロックバーに置いてもらう予定。友人知人にも配ります!

私は翻訳を担当した作品の宣伝までが仕事だと思っています。これはもう、私個人の勝手なスタンス。いい作品はできるだけ多くの人に見てもらいたいし、知ってほしい。もちろん、あまり宣伝したくない作品もありますが、それも好きそうな人にはこっそり宣伝(笑)

作品の情報が解禁になったタイミングで、お知らせをしています。と言っても、私の宣伝なんて微力の微力。劇場にチラシをもらいに行って、友人知人に配って、知り合いのお店に置いてもらえそうならお願いして。あとはSNS。それで呼べるお客さんは、多くて50人くらい?(テキトーです!)友達を誘ってくれたら100人? そう考えると、微力も侮れない。

たまに「作品の翻訳を担当したことを口外してはならぬ」という仕事があると、もったいないと思うんです。だって、1人でも多くの人に見てもらってこその作品だもの。私は知ってる人が訳した作品を優先して見るし、そういう人は少なくないはず。

あとね、翻訳者のクレジットは必ずチェックしてます。製作会社の方からも、作品のクレジットを見て仕事を依頼するという話を聞きます。だからクレジットは必ず出してほしい! たまに出ていないと、自分のじゃなくてもガッカリします。

翻訳者1人の力なんて微力。だけど、誰よりも作品と向き合って、最良の訳を探して悩む翻訳者の力を、もう少し尊重してほしい。そんなふうに感じることもあります。

微力も力。「口外禁止」じゃないかぎり、今日もせっせと宣伝します!


というわけで・・・

『ビリー・ホリデイ物語』3月10日公開

『The Son / 息子』3月17日公開

『レッド・ロケット』4月21日公開

どうぞよろしくお願いいたします!

・・・というわけで、タイから戻りました。

コロナ後初の海外旅行。楽しかった~! 象にまで遊んでもらって最高でした! インスタのストーリーズを見ていた方には、私の浮かれっぷりがバレてると思います。

何しろタイを訪れるのは30年ぶり。学生時代にお金を貯めてはバックパックを背負ってタイに行き、そこを拠点にネパールやインドにも足を延ばしました。インドは刺激的だったけれど、タイに戻るとホッとして、ホームに戻った感じ。中でも北部のチェンマイは山に囲まれて自然が豊か。のんびりできて居心地がよく、大好きでした。

1年前に大学時代の友人がチェンマイに移住した時から、行く機会を狙っていたんです。さすがにバックパックでなくスーツケース、安宿でなくホテルやコンドミニアムに泊まりましたが、気分はバックパッカー。あちこち歩き回りました。PCを持っていったものの、メール返信くらいしかできず。PCいらんやん。

バンコクは電車が走り、ビルが立ち並ぶ大都会になり、チェンマイにもショッピングモールができてオシャレな店が増えたけれど、根っこの部分は相変わらず大好きなタイ。いろんなことを思い出し、怖いもの知らずだった30年前の自分に出会えたような気がしました。これからの30年が楽しみになるような、そんな旅。このタイミングで行けて本当によかった!

で、私が遊びほうけてる間に、映像翻訳者の会Wakkaは4月スタートに向けて着々と準備が進んでいます。というか、すごい勢い! サイトを分かりやすく使いやすくするために何度も修正して(すーさん、神!)、某字幕ソフトの裏技を説明するために画像を作り、波形をフリーハンドで描き(あゆさん、すごすぎ!)、冷静な目でチェックして(ちーさん、惚れる♡)、どんどん完成度が高まっています。え?  私?  昭和の保険のおばちゃん張りに体当たり営業します!

アンケートにご協力をいただいた方々にも、この場を借りて感謝を申し上げます。1つ1つ丁寧に答えていただき、ありがとうございました。コメントもたくさん書いていただき、ご自身の経験を他の方の役に立ててほしいという気持ちが伝わってきます。本当にね、読んでいると胸アツです♡これをどうやってまとめよう・・・と若干焦っておりますが、が、がんばります。

今後もいろんなアンケートを定期的にやる予定なので、その際にはご協力いただけると嬉しいです!

しっかりフル充電したので、ここから夏まで飛ばしま~す! Wakkaプレオープンまで1か月♪(その前にカクテイシンコク・・・)

【お知らせ】旺文社の英語学習アプリ「英語の友」のメディアにてコラム連載がスタート! 「映画で学ぶ英語表現」です。読んでいただけたら嬉しいです♪

気づいたら松の内が明けてしまいました。

先日、久しぶりにバレエを観てきましたが、それはそれは美しくて眼福でした♡

身体だけで表現できるって、本当にすばらしい! 言葉は要らないなと、プロのダンスを見るたびに実感します。言葉に執着しなくなるというか、ホッとするというか。鍛錬された身体が表現する世界は、永遠に私の憧れです。


思えば、私はいつも憧れが原動力になってきました。英語やフランス語に興味を持ったのは、本の中の世界への憧れからだし、翻訳を選んだのは新聞や雑誌で目にする翻訳家がカッコよかったのも理由の1つ。(もちろん、そんな翻訳家のキラキラした姿は一面にすぎず、地道な努力と忍耐と肩こりの上に成り立っていると思い知るのだけど。)


映像翻訳の世界に入ってからも、あんな字幕を書けるようになりたい、あんな映画を訳したいと、憧れる対象があったからこそ、ここまで頑張ってこられたと自負しています。ここ数年は憧れの翻訳者にお話をうかがう機会に恵まれ、ますます目指すイメージが膨らんでいます。ロールモデルになる方々がいるのは本当にありがたい♡


私が人前で話したり、本格的にインタビュー記事を書くようになったのは、コロナ禍がきっかけでした。当時、Bad Cats Weeklyに寄稿したエッセイを読み返すと、仕事のモチベーションが上がらず悩む自分がいました。そう、悩んでいたんだな、私。


あの時に引き受けたオンラインイベントのおかげで、「オンラインで話せる翻訳者」というザックリした枠に入り、その後も声をかけていただくようになりました。周りに背中を押されて自分のHPを作り、ブログを始め、憧れの翻訳者にインタビューを申し込んで…。ドキドキヒヤヒヤしながらも、やりたい気持ちを信じて挑戦してきたから今がある。そう実感できるのが強みになっています。


今年はもっと周りを巻き込んで、楽しいことをやっていきたい!

その1つが映像翻訳者の会Wakka(わっか)です。「映像翻訳者をつないで、仕事を続けていくために必要な情報を共有し、ホッとできる場にしたい」という思いで集まった仲間と、4月スタートに向けて準備が進んでいます。すでにアンケートなどでご協力をいただいてる方々に、この場を借りて感謝を伝えさせてください。ありがとうございます!

確定した情報から公式Twitter(@wakka_eizou)などSNSで少しずつ発信していきますので、よろしくお願いいたします♪


そのためにも、字幕翻訳の仕事をしっかりと地に足をつけてやらねば、と肝に銘じております。本業でコケたら元も子もないので(マジで怖すぎる)。

大御所の方々に話をうかがってきて感じるのは、作品への向き合い方の深さ。もちろん、仕事の条件などの違いはありますが、それを言い訳にせずに向き合いたい。それを繰り返して仕事の質を上げれば、憧れの翻訳者に近づけると信じています。


今年最初のブログで力が入ってしまいました。

2023年も憧れを原動力に突き進みます! ウサギのように軽やかに跳ぶイメージで、時には休みつつ。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


ただいまWakkaの運営チームでは、「わっか」のイントネーションが「河童」か「トッポ」かで話題になっております。皆さまはどちら派?

2022年、お疲れさまでした!

今年も残り2日。仕事が納まりません!

で・す・が、仕事そっちのけで2022年を振り返ります。


まずは12月17日の「つーほんウェビナー エンタメ通訳・翻訳の世界」をご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました!

対談相手の松崎広幸さんとはオンラインで打ち合わせただけで初対面でしたが、とっても気さくで、楽しくお話させていただきました。松崎さんの飄々としたお人柄と、仕事への確固たる信念のギャップに、ファンになった方も多いのでは? 私もその1人です!

特に心に刺さったのは「人と違うことをやってきたのが訳に出ていると思うし、それを面白がってもらえたから続けてこられた」「新人こそ思い切って訳したらいい」。確かに!!! 大御所だからこそ思い切って訳せると思ってましたが、中堅の立場から言うと「失敗できない」呪縛で無難な訳にしがち。B級ホラーばかり訳してた頃を思い出して、もっと自由に訳そうと思いました。(もちろん、原音から離れないのは大前提!)


というわけで、改めて2022年の振り返り。今年はドラマや映画の字幕翻訳の仕事以外に、たくさんチャレンジした年でした。

主なものはこちら↓

越前敏弥さん(文芸翻訳家)の朝日カルチャー講座「だから翻訳は面白い  文芸翻訳も映像翻訳も面白い」にゲスト出演。(対面&オンライン、5月)

越前敏弥さんの学習院大学のゼミにゲスト講師として登壇。(対面&オンライン、6月)

・JACI(日本会議通訳者協会)の通訳翻訳フォーラムで4回の字幕翻訳講座を担当。(オンライン、8月)

つーほんウェビナー「エンタメ通訳・翻訳の世界 翻訳編」松崎広幸さん(映像翻訳家)と対談。(オンライン、12月)

・JACI会員向けサイトの連載でアンゼたかしさん(映像翻訳家)のインタビュー記事を掲載。

note「ほんやくWebzine」にエッセイ「わたしの2選」寄稿。(6月)

・HP&ブログ開始から12月で1年!


さらにチオキ真理さん(映像翻訳家)にインタビューを終えており、来年早々にJACI会員向けに記事を執筆する予定!(はい、まだ書いてません!)

また、憧れの映像翻訳家同士の対談に立ち会わせていただき、記事にさせていただきました。翻訳ネットワーク「アメリア」の会員サイトで年明けに公開予定です。すっごくいい内容なので、早く読んでもらいたい!

2023年は某英語学習者向けのサイトで連載も始まるので、こちらもお楽しみに。


いや~頑張った、私! 字幕担当作にも、とっても恵まれました♡ 担当した映画やドラマも1つ1つ振り返りたいのですが、本当に仕事が納まらなくなるので、HPのお仕事ページでご確認ください(笑)。


プライベートでは、海の近くのシェアハウスと二拠点生活を始めたのが最大のニュース! 来年はそちらで過ごす時間をもっと増やします♪


こうやって書くと、「めちゃくちゃ活躍してる人」感がありますが、これまで積み上げてきたことが一気に形になったというのが正直な気持ち。あと、私は字幕翻訳が大好きだけど、それを軸に人と繋がることが何よりも嬉しいと気づいたことが大きい。それを認めてから、いろんなことを思い切ってできるようになった気がします。


2023年春には、いよいよ「映像翻訳者の会WAKKA(わっか)」がスタートします! 映像翻訳に携わる人が、少しでも働きやすくなったらいいなという思いで、集まった仲間と共に必死のパッチで立ち上げ準備中。その仲間の能力がすごすぎて、ついていくので精一杯ですが(笑)。

絶対に映像翻訳者のためになると信じてやるので、力を貸してもらえたら嬉しいです。


もうホント、やり切った感すごい。このまま仕事を納めたい!

1年間、ブログを読んでいただいて、ありがとうございました♡

2023年が皆さまにも私にもステキな年になりますように!


写真は12月に飲み損ねたアドベントカレンダー。なんとポートワインのミニボトル12種類×2本が入っています。年末年始のお楽しみにします♪

★COMING SOON!

『レッド・ロケット』2023年4月21日~全国順次公開!

『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』のショーン・ベイカー監督最新作、A24北米配給。落ちぶれた元ポルノスター♂が再起をかけて騒ぎを起こすサクセス(?)ストーリー!


『The Son / 息子』2023年3月17日~TOHOシネマズシャンテ他にて公開!

ヒュー・ジャックマン主演、『ファーザー』のフロリアン・ゼレール監督最新作。再婚して幸せに暮らしていたピーターの元に、前妻と暮らしていた17歳の息子が一緒に暮らしたいと訴える。父親と息子の関係を描くヒューマンドラマ。ピーターの父親役アンソニー・ホプキンスのすごみも必見。


『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Grill and Bar』(松竹ブロードウェイシネマ)2023年3月10日~全国順次公開!

1959年、伝説の歌手ビリー・ホリデイが死の4か月前に、フィラデルフィアのジャズクラブで歌う・・・。そんな設定でトニー賞6度受賞のオードラ・マクドナルドが演じた舞台を映像化。歌の合間に昔を懐かしんで語るビリー。しだいに危うさを増す語りと力強い歌声に引き込まれます。


★上映中!

『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』2022年12月1日~公開中!

19世紀末~20世紀初頭に猫を擬人化したイラストで人気を博したルイス・ウェインを、ベネディクト・カンバーバッチが熱演。統合失調症を患った彼を大きな愛で包む妻をクレア・フォイが演じます。ルイスの数奇な運命を、ユーモラスな猫のイラストと美しい映像で描くヒューマンドラマ。大好きな作品です!


『ストレイ 犬が見た世界』2022年3月18日から全国順次公開!

*トルコのイスタンブールの路上で暮らす犬を追ったドキュメンタリー。2000年から犬の殺処分を禁止しているトルコで、犬と人が共存する姿が新鮮です。淡々とした流れの中で、移民などトルコが抱える問題が浮き彫りになり、余韻の残る作品です。犬の表情がすごくいい!


★上映終了

東京国際映画祭2022『クロンダイク』2022年10月27日、31日、11月2日

ウクライナのドネツク地方で起きた2014年のマレーシア航空機撃墜事件と絡めた物語。親ロシア派が占領する村に住む夫婦の緊迫した生活を、臨月の妻の目線で追います。サンダンス映画祭監督賞受賞。ウクライナ/トルコ合作。


キノフェス2022上映作品『ロスト・プリンス』『マイ・ドッグ・ステューピッド』

どちらも超絶お薦めのフランス映画。キノフィルムズが主催する映画祭で1週間ずつの限定上映です! 立川、横浜、天神(博多)と場所が限られますが、お近くの方はぜひ♪

『ロスト・プリンス』2022年11月11日~

日本でも人気のオマール・シー(『最強のふたり』『ルパン』)が娘に自作の物語を聞かせるシングルファザーを演じるファンタジックな作品。思春期の娘との距離感に悩む姿がいとおしい♡

『マイ・ドッグ・ステューピッド』2022年12月2日

スランプを家族のせいにする中年作家が、おバカな犬を拾ったことから家族と向き合う物語。リアル夫婦のイヴァン・アタルとシャルロット・ゲンズブールの会話が、子供の巣立ちを迎える世代に刺さります! 特にアラフィフ~に観てほしい♡


『プレゼント・ラフター』(松竹ブロードウェイシネマ

*ブロードウェイやウエスト・エンドの舞台をそのまま映像で届けるシリーズ。1900年代のロンドンを舞台に、中年の危機にある俳優ギャリーと元妻たちが繰り広げるシチュエーション・コメディ。当時のポップ・アイコンでもあったノエル・カワードの戯曲を、マイケル・クライン主演で実現。コビー・スマルダーも登場。クスッと笑える台詞が多く、日本では三谷幸喜の世界観に近いかも。


★代表作

【劇場公開作品】

キンキーブーツ(松竹ブロードウェイシネマシリーズ版)

*ロンドンで上演された舞台をそのまま映像にした作品。実話を元にした同名映画をミュージカルの舞台にしたものです。シンディ・ローパーの音楽がハッピーで切なくて、それを伝える訳詞を心がけました。客席の笑い声も入るので、ジョークの訳や字幕を出すタイミングにも悩んだ作品です。見終わったあと元気になれるので、ローラの愛に包まれてください♡

●こちらもお薦め→同シリーズ『プレゼント・ラフター』『シラノ・ド・ベルジュラック』『ロミオとジュリエット』、ドラマ『POSE』も!


『mid 90s ミッドナインティーズ』

*映画好きが注目するスタジオA24制作で俳優ジョナ・ヒルのデビュー作。タイトルどおり90年代カリフォルニアのヒリヒリした空気感が刺さります。当時のやんちゃな10代男子の言葉を心がけつつ、気持ちは母親目線でハラハラしながら訳しました。苦労したのはFuckshit! 渋谷の映画館にはスケボー持って見に来る男子もいたとか。音楽も最高で、長男も大好きな作品です。

●こちらもお薦め→『アニマル・キングダム』


『冬時間のパリ』

*時代の流れに翻弄されるパリの出版業界を舞台に描くオトナの恋愛事情。しゃべりっぱなしで固有名詞も多いので字数制限内に収めるのに苦労しました! でも主人公たちが同年代ということもあり、共感したりつっこんだりしながら訳しました。ジュリエット・ビノシュの美しさに驚愕します♡

●こちらもお薦め→『田園の守り人』『12か月の未来図』『世界にひとつの金メダル』『イーダ』


『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』

*1970年代、テニスの女王と呼ばれたビリー・J・キングが、55歳の元世界王者ボビー・リッグスに、男女平等のために対決した世紀の一戦を描きます。キング役はエマ・ストーン! テニスの試合のシーンが多いので、実際の試合の中継を見て言葉を学んだり、テニス好きの友人に聞いたりして字幕の参考にしました。スポーツ、恋愛、男女差別、LGBTQを見事にエンタメにまとめ、スカッとしてキュンとするお勧めの作品です。

●こちらもお薦め→『ペトルーニャに祝福を』『たちあがる女』『海に向かうローラ』『さよなら、ぼくのモンスター』『ハートストーン』


『セバスチャン・サルガド / 地球へのラブレター』

*巨匠ヴィム・ベンダースがサルガドの長男の協力を得て完成した、写真家サルガドのドキュメンタリー。社会の闇を撮り続けて心を病んだサルガドが、故郷ブラジルの自然に癒やされていく姿を追います。英語、ポルトガル語、フランス語が混ざり、ドキュメンタリーなので情報の確認や裏取りが大変でしたが、作品に入り込んでサルガドの分厚い写真集を買ってしまいました。(写真集もすごくいいです!)

●こちらもお薦め→『娘は戦場で生まれた』『ルック・オブ・サイレンス』『ロマン・ポランスキー 初めての告白』『異端の鳥』『フェンス』『ロマン・ポランスキー 初めての告白』


『ぼくを探しに』

*『ベルヴィル・ランデヴー』や『イリュージョニスト』など大人のアニメを描くシルヴァン・ショメ監督の初の実写長編。ファンタジーと音楽にほろ苦さが混ざった作品で、その雰囲気を生かす字幕を心がけました。個人的に大好きな作品です♡

●こちらもお薦め→『きつねと私の12ヵ月』


『ムカデ人間』三部作

*文字どおりの作品です。閲覧注意なのでリンクは貼りません! 1作目は笑えて好きですが、どんどんエスカレートします。詳しくは「お話する仕事」のインタビューをどうぞ!

●こちらもお薦め→『ブルーリベンジ』『肉』


★まだまだ、お薦めあります!

『オレの獲物はビンラディン』『ハイ・ライズ』『ぼくたちのムッシュ・ラザール』『ディスコ』『蛇男』などなど♪


【主なドラマ作品】

『ビリオンズ』

NYを舞台にヘッジファンドの異端児でビリオネア(億万長者)と、彼の逮捕に執念を燃やすNY検事局長の対立を描くドラマ。最先端の金融セオリーや用語に、法律用語まで絡んだ群像劇で翻訳者泣かせですが、金融翻訳の専門家が監修(神!)につき、吹替翻訳チーム、担当者と協力して乗り切っています。金融や実業界、スポーツ界の大物やスターシェフが実名で登場したり、通にはたまらないシリーズです。


『POSE』

こちらも舞台はNY。1980年代終わりから1990年代のラテン系、アフリカ系のゲイカルチャーの話です。マドンナやMCハマーなど当時の音楽がガンガンかかり、サントラが最高! 『Glee / グリー』の製作者らしく、派手に騒ぐ主人公たちの光と闇を音楽に乗せて描きます。ビリー・ポーターがLGBTQとしてエミー賞を初受賞した、私も大好きなシリーズ♡


『貴公子探偵ニコライ』

『マスケティアーズ/三銃士』

『リターンド』

『マンハッタンに恋をして~キャリーの日記』

『荒野のピンカートン探偵社』

『私と彼とマンハッタン』

『王立警察ニコラ・ル・フロック』

他多数。

ブログを書くのは伝えたいことがあった時=いいことや楽しいことやお知らせ、が多いのですが。たまには気分が落ちた時の話を備忘録的に書いてみます。


私、寝つきはすっごくいいのですが(どこでも秒で眠れる)、珍しく夜中に目が覚めて、なかなか眠れない夜がありました。やらなきゃいけないことがグルグルと頭で回りだしちゃって。それでも何とか寝ましたが、翌朝は何となくスッキリしない。朝一でTO DOリストを作ってから仕事をしようと思っていると、プライベートで問題発生! その対応で慣れない車の運転をして、昼過ぎに家に戻った時は気持ちも体もグッタリ。

前日から翻訳をスタートするはずの作品には手をつけてないし、戻ってきたチェックは直しが多いし、メールは溜まってるしで、「もう無理~!」と泣きたくなりました。

キャパオーバーでパニック発生!


そこでまず、お約束の深呼吸。近所で大好きなケーキを買ってきて、お気に入りのティーカップにイギリス土産の紅茶を入れて(亜耶さん、ありがとう♡)、クリスマス仕様のランチョンマットを敷いて、ホッとひと息。これだけでパツパツだった頭が緩みました。単純でよかった!


落ち着いたところで、仕事のメールに返信。さらに問題解決に協力してくれた友人たちに報告とお礼のLINE。朝からお騒がせしたのに、みんな優しくて本当にありがたい♡♡♡

それから今日やることと、もう少し先でも大丈夫なものを分けて書き出しました。私は忘れっぽいという自覚があるので、「大事なことを忘れたらどうしよう」という不安が強い。書いて目に見える形にするだけでも、かなり不安が消えるのです。

やることがはっきりしたら、あとは粛々と進めるだけ!


デキる担当さんのチェックのおかげで字幕が磨かれたし、翻訳をスタートした作品は久しぶりの“おバカ”ムービーで楽しいし、気分も回復。

「あ~この仕事向いてない!」とネガティブだった気持ちが、頭が緩んだらポジティブに変わりました。このパターンを何度も繰り返しているので、さすがに対処法も分かってる(笑)。


うまくいかない時やキャパオーバーになった時は・・・

・あれこれ考えず、やることを整理して1つ1つやる。

・合間にご褒美をあげる(自分に)! 

・ひとりで頑張らずに頼れるところは頼る(感謝を忘れずに)!

・夜はお風呂に入って早く寝る!

以上。


あ、あと「もう無理~!」とか口に出して言うのも有効。結構、1人で叫んでます(笑)。

さらにこの日は大好きなお風呂に、もらったばかりのバスソルトを入れたら、ネガティブが吹っ飛びました!

ただでさえ気持ちが焦る時期。ちょうちょい息抜きして乗り切りましょう♪


写真は自分のご褒美に買ったルイス・ウェイン画伯のマグ。かわいい♡

実はプレゼント用にもう1つ買ったのに、巻いてあったプチプチを外す時に割ってしまい・・・(泣)。なぜそこで割る!?と、これも落ち込んだ原因の1つ。接着剤でくっつけて小物入れにします!

ただいま字幕担当作2本が公開中! 1本はカンバーバッチさまの猫まみれビジュアルが話題の『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』で、12月1日より全国公開。もう1本はキノフェスの『マイ・ドッグ・ステューピッド』(フランス語のタイトルは"Mon Chien Stupide")。こちらは12月2日~1週間の限定上映です。そう、猫と犬の映画が同時公開中なんです!

『マイ・ドッグ・ステューピッド』は、その名のとおりおバカな犬がモチーフ。売れない中年作家アンリが、おバカな犬を飼ったことをきっかけに、子供の巣立ちや夫婦の問題に向き合う話です。

アメリカの作家ジョン・ファンテの自伝的小説『犬と負け犬』(原作は秋田犬!)をフランスに舞台を移して映画化したもので、監督・脚本・主演はイヴァン・アタル。実生活でもパートナーのシャルロット・ゲンズブールが妻役です。

この組み合わせにピンときた人は、かなりのフランス映画通! そう、2001年に『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール(日本公開は2003年)という、そのまんまなタイトルの映画と同じなのです。これがイヴァンの長編監督デビュー作。

まだ私が映像翻訳者になりたての頃、この映画のコメンタリーの仕事をいただきました。本編の映像を見ながらイヴァンがダラダラ、いえ、詳しく裏話をするもので、かな~り苦労したのを覚えています。確か素材はVHSでもらったのですが、時間短縮のためにもSST(字幕制作ソフト)を使って作業をしたかったので、VHSをテレビで流して、それをビデオカメラで録画して、映像を変換したような…。とってもややこしいことをした記憶があります。

とにかく手探りでコメンタリー字幕を納品したのが年末に近かったはず。制作会社からいただいた年賀状に「とてもいい字幕をつけていただき、ありがとうございました」と書かれていたのです! たぶん、それが字幕で初めていただいた誉め言葉。うれしくて、その年賀状をしばらく手帳に挟んでお守りにしていました。


そんな思い入れのある映画と同じ組み合わせの本作。しかも35歳だったイヴァンは映画で55歳になり、シャルロットは相変わらず素敵だけれど同じように年を取り、キラキラだった夫婦は不満だらけの中年夫婦に。(もちろん映画の世界の話で、現実はキラキラのままかもしれないけど。)

私にとってシャルロットは永遠の憧れで、イヴァンのインテリで偏屈っぽい感じも大好き。そんな2人の中年夫婦の姿はものすごくリアルだし、理想どおりに育たなかった4人の子供たちに振り回される姿は痛々しくて、自分を見てるみたいでした(笑)


映画はアンリ(イヴァン)の目線で描かれます。すべてを捨ててイタリアで人生をやり直せたらどんなにいいか。そんなことばかり考えるアンリが、子供たちが巣立つにつれて妻と真剣に向き合うことになり、わが身を振り返り…。

もうね、アンリの独白が刺さりすぎて、見直すたびに涙ぐみました。うんうん、分かるよって。

この作品をこのタイミングで訳せて心から幸せ。私のところに来てくれてありがとう。そう思いながら訳した作品です。

長く仕事を続けていると、こういうご褒美みたいなことがたまにあります。これがあるから続けられる。

地味だし、刺さる人はかぎられるかもしれないけれど、とっても思い入れのある大好きな作品なので、観ていただけたらうれしいです。


ちなみに長男役はイヴァンとシャルロットの息子君。『ぼくの妻~』のちびっこが立派に成長していて、こちらも感慨深かったです♡

11月26日といえば、映像翻訳者が楽しみにしてたアレの日。そう、「戸田奈津子さんの翻訳教室」(NHK文化センター)です!

誰もが認めるザ・字幕翻訳家でレジェンド戸田さまの講座とあって、発表された時から同業者の間で話題になっていました。

私も聞いた瞬間に教室での受講を申し込みました! オンライン受講者も含めると、周りの同業者はみんな参加するんじゃないかというほどの盛り上がり。

もうワクワクしながら待っていました。

(実をいうと、講座を申し込んだと思ったら会員登録をしただけで、気づいた時には教室は満席。泣く泣くオンライン受講を申し込んだところ、キャンセル待ちで教室に入れたという裏話あり。私って…。)


教室の受講者は150名! 老若男女、幅広い方がいらしていて、改めて戸田さんの認知度を思い知りました。さすがレジェンド!

戸田さんは白いタートルネックで颯爽と登場。キラッキラに輝いていて、お一人でしゃべりっぱなし! 前半は翻訳人生のお話です。ファンにはおなじみの内容でしたが、たまに「なっちゃん節」も飛び出して、同じ業界のシモジモとしては耳の痛い話もありました。さすがレジェンド。


後半はいよいよ「翻訳教室」。そう、今回は課題が出ていて、あの戸田さんに字幕を見てもらえるのです!

訳のポイントを説明しながら、バッサバッサと切っていく戸田さま。いやもう、爽快ですらありました。

そんな中で心に残ったポイントはこちら。


・話者の気持ち(意図)を考える。

・情報の優劣を見極める。

・言葉のささいな違いに敏感になる。(話者の台詞として適切か)

・日本語として自然であり、かつ、原文を尊重していること。

・作品のテーマは森羅万象。何を知っていても損はない。

・画面から意識をそらせる訳は失格。

・読み切れない字幕はNG。

・見直す時はリズムに注意する。リズムが悪い時は何かがおかしい。

・100点の字幕はない。


これ、すべて他のベテランの方々から聞くことと同じ。

私にとって戸田さんの字幕は「ドラマを作る訳」で、思い切った意訳に目が行きがちでした。だけど今回の講座で、原文を尊重してポイントを押さえているからこそ意訳も生きるのだと気づきました。


字幕の基本を忠実に守り、ベストを尽くす。そんな地道な努力を何十年も続けて1500本もの映画を訳し、字幕翻訳という仕事を世間に広め、ときには批判を受けながらも、ブレずに「好き」な道を進む。もう本当にカッコよすぎます!

戸田さんと同じ時代に字幕の仕事をできる幸せを、しみじみとかみしめました。


お久しぶりや初めましての同業者に会えたのも嬉しくて、教室で受講できてよかったと実感。(次からはちゃんと申し込みの確認します、はい。)

ちなみに3問目は「高みの見物ね」にしました。(100点じゃないけど合格点!)


写真はUTAさまにいただいたゴーフル。クリスマス気分をありがと♡

今年も残すところあと1か月! 早い~!

2022年は、本当によく動きました。「働く」というより「動く」。

今年の手帳を見返しながら、しみじみと自分を労っております。

紙の手帳はこういうのが楽しいですよね。

私はお仕事手帳とプライベート手帳の2冊を用意して、気づいたことや思いついたことを何でもメモしてます。

お仕事手帳はデスクに置きっぱなし。その週のスケジュールのページを開いて、確認しながら仕事をしています。

忘れ物(?)予防にはアナログが一番!


ここ数年、仕事用に愛用しているのが写真の手帳。2023年版も同じものを注文しました。

実はこれ、フォーチュン・アドバイザー(西洋占星術、タロット占い)のステラ薫子さんの開運手帳なんです!

え? 怪しい?

いやいや、これ本当に使いやすいんです。

私にとって手帳の必須条件は①月間の見開き②週間の見開き(ヴァーティカル)③余白(メモするスペース)が多い、なのですが、仕事用には④ガンチャートも欲しい。

いくつかの仕事を同時進行でやることが多いので、納期や打ち合わせやTO DOなどをパッと見られると、月のイメージをつかみやすいんです。(こういうの↓)

あ、あと罫線は薄いほうが好き。

この手帳は条件をすべて満たしていて、色も落ち着いたグレージュが出しっぱなしでも気にならないのがいい。

しかも、薫子さんのフォーチュン・ブック付き! (え? 余計に怪しい?)

これは新月に願い事、満月に振り返りを書くというもの。毎月、目標を決めて見直しができるのが良いのです。

その月の星回りで願い事のテーマが決まっているのも楽しい。

今年は装丁もかわいくて気分が上がります!


というわけで、来年はどんな年にしようかな~と今からワクワク♡

前にチラッと書いた映像翻訳者をつなぐ会も、すばらしい同志(マジで神!)に出会えたおかげで、来年春の立ち上げに向けて着々と…というより猛スピードで進んでいます!

前のめりになりそうな時期なので、まずは2022年をしっかり全うするべく、ノートのTO DOを見ながら日々を過ごしています。

1つ1つ着実に積み上げて、来年の弾みにしたい!


皆さんはどんな手帳を使っているんでしょうか? 電子派? 紙派? 気になります!

あっという間に今年もあと7週間! 注文していた来年の手帳も届き、予定もポツポツ入ってきました。


先日お知らせしたキノフェス2022開始から1か月が過ぎ、担当した『ロスト・プリンス』が公開される番に! 11月11日から1週間の限定上映なので、慌ててご紹介いたします!

フランス映画で原題は『Prince Oublié(忘れられた王子)』。子供が成長して世界を広げるにつれ、記憶の外に追いやられる人たちの寂しさを、ファンタジー仕立てで描いた作品です。テーマは名作『トイストーリー』シリーズに通じるものがありますが、本作は父親目線であることがポイント。

シングルファザーとして必死に育てた娘が親離れしていくのに気づき、葛藤する姿がほほ笑ましくもあり、切なくもあり・・・。

娘がいるパパが観たら泣いちゃうかも。


切ないパパを演じるのは大ヒット作『最強のふたり』でブレイクし、ネトフリドラマ『ルパン』でも人気のオマール・シー。大きな体で懸命に娘をいとおしむ姿と、愛敬のある笑顔がたまりません! 毎晩、娘に聞かせる物語の中では、自分が王子で娘が王女。ちょうちんブルマの正しい王子様姿で登場します。これだけでも見る価値あり♡


監督は『アーティスト』でアカデミー賞監督賞を受賞、“カメ止め”のフランスリメイク版『キャメラを止めるな!』も撮ったミシェル・アザナヴィシウス。

もうね、現実とファンタジー、父親の世界と娘の世界のバランスが絶妙! パパの新しい出会いもよいのです。


公開は立川(東京)、横浜(神奈川)、天神(博多)の3か所のみ。ものすご~く限られてしまいますが、私の入魂(?)のダジャレ訳もあるので、お近くの方はぜひ劇場で観ていただけたら嬉しいです!

キノフェス、いい作品ばかりなので、ぜひぜひチェックしてみてください。


ちなみにシングルファザー、シングルファーザー、どっち問題。私はシングルファザー派です♪

【第6回つーほんウェビナー】映画&ドラマを支える! エンタメ通訳・翻訳の世界

2022年12月17日 第1部 通訳編 14:00~15:50 第2部 翻訳編 16:00~17:50

第2部の翻訳編で憧れの松崎広幸さん(字幕・吹替)と対談します。大作をいくつも手がけられ、サラッと神訳を生み出す松崎さんにお話をうかがうのが楽しみ♪ 11月11日まで早期割引があります!


●JITF2022 「英日字幕翻訳~作品に字幕をつけてみよう!」

2022年8月1~22日(毎週月曜開催)10:00~12:00  オンライン開催

JACI(日本会議通訳者協会)主催のオンラインイベントJITF2022にて、全4回の字幕ワークショップを担当。

☆おかげさまで無事に終了しました。多くの方にご視聴いただき、また、課題も数多くご提出いただき、嬉しかったです。ありがとうございました。


●朝日カルチャーセンター「だから翻訳は面白い 映像翻訳も出版翻訳も面白い」

2022年5月7日15:30~17:00 新宿教室・オンライン同時開催

憧れの大先輩翻訳家、越前敏弥さん(『ダ・ヴィンチ・コード』など)の講座にゲスト出演します! テーマのとおり、映像翻訳の面白さをお伝えできたら嬉しいです。越前さんは話し上手で聞き上手なので、楽しい対談になるのは間違いなし。募集が始まったので、興味のある方はリンクからお申し込みください。「こんなこと知りたい!」といったコメントや質問もお待ちしています♪

☆おかげさまで無事に終了しました。予想以上の大盛況で質問もたくさんいただき、ありがとうございました。


【対談記事】

『シラノ・ド・ベルジュラック』の翻訳の話

松竹ブロードウェイシネマHP


●『ムカデ人間』ファンのとら猫さんによるインタビュー

WebマガジンBad Cat Weekly 「字幕翻訳者・岩辺いずみ~『ムカデ人間』から『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』まで


【オンライン出演】

第16回映像翻訳フォーラム(ワイズ・インフィニティ主催)

・ゲストスピーカー 「変化の時代を乗り越えて~つながりの中で言葉を紡ぐ~」


字幕翻訳を動画で学べるウェブサイトVshareR

・ゲストスピーカー「フリーランス字幕翻訳者の始め方・続け方」「フリーランスのワークライフバランスを考える/映像翻訳者の子育て談義」


日本通訳翻訳フォーラム2020

・講演「字幕翻訳は同時通訳!? 映像の邪魔をしない日本語にするコツ」


他に添削講座、大学の講座へのゲスト出演など。